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優しいヒトに虐められてます。
第10章 森で暮らす女の子のちょっとえっちな日常
コンコン。
ほとんど待たされたと感じるほどのこともなく
コテージの玄関がノックされた。
少女は自らドアを開けにいった。
「あ、監督。どうぞ」
「うん。失礼します。
……って別に君の家じゃないけど」
スツールを二つ部屋の隅から引いてきて
少女はその片方に座った。
「ありがとう」
監督がもう一方に座る。
「衣装、似合ってるね。かわいい」
「えへへ。
私も、自分が自分に見えないくらいそう思う」
監督が笑いながらグッと親指を立てる。
「それじゃ、まずは、これを着けてくれるかな」
「え……これ、マイクと……またインカム?
もう右の耳に付けてるよ?」
「左にも付けて。どっちのインカムも
君が受信する一方だけど
右のはこっちからの指示。
左のは、まあちょっとした余興だね。
ギャラリースペースにあるマイクから
音声が入ってくるはず。
マイクはセーターの裏に隠れるように付けて」
「余興って……」
どういう意図なのか訝りつつ
インカムとマイクを取り付ける。
「余興と言っても、割と大事な余興でね」
真面目な声のトーンに、少女も顔を引き締め
真剣に耳を傾けた。
ほとんど待たされたと感じるほどのこともなく
コテージの玄関がノックされた。
少女は自らドアを開けにいった。
「あ、監督。どうぞ」
「うん。失礼します。
……って別に君の家じゃないけど」
スツールを二つ部屋の隅から引いてきて
少女はその片方に座った。
「ありがとう」
監督がもう一方に座る。
「衣装、似合ってるね。かわいい」
「えへへ。
私も、自分が自分に見えないくらいそう思う」
監督が笑いながらグッと親指を立てる。
「それじゃ、まずは、これを着けてくれるかな」
「え……これ、マイクと……またインカム?
もう右の耳に付けてるよ?」
「左にも付けて。どっちのインカムも
君が受信する一方だけど
右のはこっちからの指示。
左のは、まあちょっとした余興だね。
ギャラリースペースにあるマイクから
音声が入ってくるはず。
マイクはセーターの裏に隠れるように付けて」
「余興って……」
どういう意図なのか訝りつつ
インカムとマイクを取り付ける。
「余興と言っても、割と大事な余興でね」
真面目な声のトーンに、少女も顔を引き締め
真剣に耳を傾けた。