この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
優しいヒトに虐められてます。
第10章 森で暮らす女の子のちょっとえっちな日常
バッグを身体の横に置く。
マットの次に、お弁当が上に来ていた。
そのまま取り出し、膝にちょこんと載せる。

正面のカメラが伸ばした足を中心に据えて撮る。
スクリーンに映るは、ソックスに包まれた
華奢でもろそうな足。

しかしそのもろさにこそ
儚げな美しさが内包されている。
カメラはその美しさをしっかりと捉えていた。

〈……確かに、足きれいだな……〉

〈……やばい、弁当見てニコニコしてるの
めっちゃかわいい……〉

〈……なんかこういうあどけない少女の役
凄い似合ってるよね……〉

少女は弁当の包みを解いて、蓋を開けた。
お箸を取り出し、両手を合わせる。
「いっただっきまーす!」

顔をほころばせてだし巻き卵を頬張る。
「んん~~っ! おいしぃ~~っ!」

――というのは演技だった。
あまりの不味さに、逆に真逆の演技を
自然にできてしまうというのが実際だった。

(すごいパサパサなんですけど。
初めてかも……卵をおいしいと感じないなんて……)

「んん~っ! ごはんもおいしぃ~っ!
やっぱり外で食べるお弁当は別格だね~」

(このパサパサ感はほんとに別格だね~)

食べるのはちょっとでいいらしいので、そのまま
水筒を取り出し、水を一口飲んだ。

口の中のパサパサ感は無事消えた。

「ごちそうさま」
ほとんど減っていない弁当をしまう。

〈気持ちよく伸びをしながらあくび。
左向きに倒れてお昼寝〉

弁当の時間を終えて心からの伸びをし
少女は眠そうにあくびをした。

「ちょっとお昼寝……」
そのまま左に倒れ
身体を少し縮めてゆっくり目を閉じた。
/896ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ