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優しいヒトに虐められてます。
第10章 森で暮らす女の子のちょっとえっちな日常
「お願いだから見ないで……! 撮らないで!
いくらお仕事でも……恥ずかしすぎるってば……」

語尾が小さく消えていくのが
また何とも良い。

「確かに、こんな若いうちに
同世代の異性に排泄のお世話してもらうって
恥ずかしいだろうなぁー。
しかも知らないうちに……」

フフフ、後でちゃんと伝えてあげるよ。

「……どんな反応するか、今から楽しみ」
聞こえないのをいいことに
ハルの耳元で囁いてしまった。

ん……?

ヘッドマウントディスプレイで
ハルの口から上は隠れていたが
それでも表情は読み取れた。

「何気持ちよさそうな顔してんの、まったく」

最初は緊張したように引き結んでいた口元が
今ではだらしなく緩んでいる。
フフッ、と思わず笑ってしまう。

いくら恥ずかしくても、開放空間での排尿は
気持ちいいのだ。

それにしても、よく出るなー。
VR内の女の子はそろそろ
出終わる頃だと思うけど……
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