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優しいヒトに虐められてます。
第10章 森で暮らす女の子のちょっとえっちな日常
(なんかギャラリーの方が静かで怖い…)

さりげなく首を倒すと、みんな
スクリーンをじっと見つめていた。

程度の差こそあれ、ほとんどの人が股間を弄っている。

それまで触っていなかった女子も
周りの同性がシコシコしているのに気づくと
我慢する必要がないのを悟って自分も始める。

若い男女の集団が集まって
みな一様に股間を弄っている風景は
どこか危ない空気を感じさせるほどだった。

(それに、みんなが見てるのって、私なんだよなぁ…)

と、ギャラリーの一人の女の子が、隣の男子の
袖をそっと引いているのが見えた。

〈……タッくん。あの、あっち……一緒に行かない?……〉

微かな声がインカムから聞こえた。
最若年と思われるカップルが
背後のトイレ――自慰スペースへと向かうのが見えた。

(うわぁ、あの子、私以外の女の子で
勃起しないでとか言ってた子だよね。
確か名前はキョウカちゃん…

結局自分が一番興奮しちゃってるんじゃん…!

アレかな。
大好きなタッくんがシコシコしてるのに
興奮しすぎちゃって、自分のシコシコを
止められなくなっちゃった感じなのかな。

ふふ、もしそうだったら可愛い…)
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