この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
優しいヒトに虐められてます。
第10章 森で暮らす女の子のちょっとえっちな日常
さっきの女の子は、気付けば
ギャラリーに囲まれ
男女問わずみなから優しく慰められていた。

気を利かせて笑わせようとする男子がいて
女の子の顔にだんだん笑顔が浮かび始める。
女の子の方がその男子に
気を遣ったのかもしれないが。

いずれにしても、ギャラリーが
みな優しい人たちで、ほっとした。

不意に、スクリーンの映像が
切り替わった。

カメラが数台、未だ少女を遠巻きに撮っているが
一時的にメイン場面が別の場所へ移ったらしい。

スクリーンには、どこかの木陰が
映し出されていた。

そして二人の美男美女が密会でもするように
真剣な表情で向かい合っていた。

衣装から、二人が役者であることは
すぐにわかった。

男の方は、黒い長袖シャツと
黒のズボンに身を包み
水色のラインが入った帽子に
すっぽりと頭を収めていた。
帽子には小さな耳のようなものが
付いている。

女の方は、フードが付いた
ふっくらとした茶色のパーカーと
桃色のミニスカートを身に着け
パーカーの後ろには
ふさふさとした尻尾がついていた。

衣装は森の雰囲気とマッチして
二人はすっかり森の住人だった。

監督が気を利かせたらしく
インカムから二人の声が入った。

〈トウくんは本当に来るの?〉
女の子の方が尋ねる。

〈ああ。さっき準備を始めてたから
もう少ししたら、ハルに会いに
こっちに来るはずだ〉
/896ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ