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優しいヒトに虐められてます。
第10章 森で暮らす女の子のちょっとえっちな日常
「アキちゃーん!」
少女も手を振り返した。

アキは、近くで見ると
大人びたスタイルをしていた。

背はすっと伸び、胸も
形がよくて少女より
しっかりしたものがついている。

その割に顔はやや童顔で
長いまつ毛が魅惑的だった。
衣装も相まって、総合的には
少し幼げに見える。

(ふわぁー…私なんかより
よっぽどかわいくてかっこいい…)

案の定、インカムの向こうの
ギャラリーたちからは
男女双方から賞賛の嵐だった。

アキは少女の隣に腰かけた。
「今日はほんとに気持ちいいねー」
アキの表情を崩した笑顔は
夏の日差しよりも眩しかった。

「うん! 風が柔らかくて
お日様が今日も元気に
森を照らしてくれてる!」
少女は両手を広げて
空を仰いだ。

アキもつられるように
空を仰いで目を閉じた。
「ほんとだ、今日は風が柔らかい…
ふふ、こんな日はお外で
一人エッチでもしたくなっちゃうね」
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