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優しいヒトに虐められてます。
第4章 始まる快楽と恥
ハルは自慰の時には
基本的に乳首はあまり弄らない派だった。
あまり気持ちよくならなかったからだ。
――むろん、妄想では弄りまくってもらうが。

大きめに息を吸って呼吸を整える。
乳首も意外と気持ちいいんだ……

「じゃあ、いったん止めます。
今度は左」

大津川の言葉に合わせ
ローターの振動が左乳首へ移る。

右の余韻が残った状態で
左にも心地よい刺激が伝わる。

あぁ……画面に出ちゃってるかな……
恥ずかしい……

ハルの頭の位置からは
画面を確認できなかったが
どのようなデータが表示されているかは
おおよそ察しがついた。
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