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優しいヒトに虐められてます。
第10章 森で暮らす女の子のちょっとえっちな日常
トウが唇にキスをしてきた。
セーターの生地を優しくこすらせてくるように
胸を愛撫しながら、唇を吸ってくれる。

トウの手がセーターの内側へ入り
胸の方へと上がっていくが……

――ピタっ。

膨らみの下部、少女の緩やかな下乳に
触れたところで、トウの手が止まった。

表情に気付いたのだろう。
少女はつらそうに眉を寄せ、視線は
斜め下を向いていた。

少女は視線をトウに合わせ
涙声で囁くように懇願した。
「アキちゃんが……かわいそうだよ……
お願い、助けてあげて……」

目尻を伝う雫が、ぽろりと花の上に落ちる。

「はぁ……」
トウが溜息をついた。
面倒だからではない。

弟の非行への兄としての恥じらい。
無関係の女性を苦しめる弟の愚かさ。
兄としてのけじめをつける決意。
そして、少女に涙を流させた己の不甲斐なさ。

それらが全て、その一瞬の溜息に
内包されていた。

「ちょっと待ってて」
「うん……」

トウが決然と立ち上がる。
つま先がナツとアキの方へ向いた。
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