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優しいヒトに虐められてます。
第11章 笑い過ぎに注意
「え……」
そのセリフは、さっきとはまた別の角度で
ハルの身体を熱くした。
さっきは頭、今度は心臓と耳が熱い。
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン……
「え、それ、本当なの?」
「もちろん。ハルのことが好きだって
もう何度も言ってると思うんだけど。
まさか本気じゃないと思ってた? 本気だよ?
それに、僕だって男だ。
そういう欲求だってあるよ」
ドクンドクンドクンドクン……
こういう時、頭が混乱して回らなくなる時と
逆に物凄いスピードで回る時がある。
今回のハルは、後者だった。
「ねえ、トウキくん。私が勝ってもトウキくんは
脱がなくていいから、私が着てる枚数分勝ったら
私とエッチして。
その代わりに、私が全裸になったら私の身体を
好きにしていいから」
「それって、どっちにしろハルにはプラスじゃん」
「それはトウキくんもでしょ?
トウキくん、私とエッチするの嫌じゃないんでしょ?」
「っ……」
トウキくんは物事を合理的に考える。
どちらにとっても良いことしかないと証明した提案を
トウキくんは退けることができない。
そのセリフは、さっきとはまた別の角度で
ハルの身体を熱くした。
さっきは頭、今度は心臓と耳が熱い。
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン……
「え、それ、本当なの?」
「もちろん。ハルのことが好きだって
もう何度も言ってると思うんだけど。
まさか本気じゃないと思ってた? 本気だよ?
それに、僕だって男だ。
そういう欲求だってあるよ」
ドクンドクンドクンドクン……
こういう時、頭が混乱して回らなくなる時と
逆に物凄いスピードで回る時がある。
今回のハルは、後者だった。
「ねえ、トウキくん。私が勝ってもトウキくんは
脱がなくていいから、私が着てる枚数分勝ったら
私とエッチして。
その代わりに、私が全裸になったら私の身体を
好きにしていいから」
「それって、どっちにしろハルにはプラスじゃん」
「それはトウキくんもでしょ?
トウキくん、私とエッチするの嫌じゃないんでしょ?」
「っ……」
トウキくんは物事を合理的に考える。
どちらにとっても良いことしかないと証明した提案を
トウキくんは退けることができない。