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優しいヒトに虐められてます。
第11章 笑い過ぎに注意
「さて、上と下、どっちを脱ぐ?
って、聞くまでもないか」
トウキはハルの両足の鎖を外して
寝台に上がった。

「はい、ちょっと膝立てて」
ハルの腰に手が届くところまで近付き
ショートパンツのチャックを下ろす。
覗いた下着の色は薄桃色。

「ちょ、ちょっと……あんまり見ないでよ」
「いやぁ、いつも勝負下着なのかなって」
「だって、いつエッチするかわかんないから」
「フフ、そうだね。
はい、脱がすからお尻浮かせて」

ハルの腰が上がり、ショートパンツの縁を
摘まんで下ろした。
「ひゃっ! 今腰触らないで!」
「いや、当たっちゃっただけだって。
下ろすよ」

中途半端になったショートパンツを
さらに下ろす。
腰からお尻にかけてスゥーっと
トウキの指が触れ、ハルが笑った。
「あははっ! ねえダメッ!
やだっ、かすってる! ぁっ……!!」

ビュッ! ビュッ! ビュビューーー!!

さすがのトウキも、あまりに突然のことで
避ける暇がなかった。
顔面に、温かい液体がいい感じの柔らかさで
かかってくる。

びちゃびちゃびちゃびちゃ……

服に、ズボンに、黄色い液体が滴る。

トウキはそれが終わるまで
石像のように固まっていた。

「うぅぅ…ぐすっ……ぐすっ……」
今度こそ、ハルは恥ずかし涙を流して泣いていた。
「うん……まあ、僕が悪かった。
ハルの膀胱が緩んでるのをすっかり忘れてた」

トウキは濡れた髪を掻き上げ、今度は
手が触れないようにショートパンツを下ろした。
ハルの下着に大きなシミができていた。

トウキ、2勝3敗。ずぶ濡れ。
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