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優しいヒトに虐められてます。
第11章 笑い過ぎに注意
「ねえ、トウキくん、服変えないの?」
頭からタオルをかぶるトウキにハルが言う。
びちょびちょの服から申し訳なさそうに
視線をそらしている。

「だって、まだどうせおしっこ
全部は出てないでしょ?
今後も浴びるかもしれないし
着替えるだけ無駄でしょ」
「じゃあいい加減トイレ行かせてよ~」
「甘えたってダメ」
「何でえぇぇぇ」

「何でって、だってさっきの失禁中
ハル気持ちよかったんでしょ?
バングル、きれいな山吹色だったよ」
「っ、うそ……!」
「まあ恥じらいの赤色も混じってたけど」
「そこーー!!
そこがあるからトイレ行かせてほしいの!!」

ハルを軽くあしらいながら
濡れた髪をガシガシとタオルで拭く。

ハルが申し訳なさそうな、恥ずかしそうな
しかしいやらしそうでもある視線を送ってくる。

ハル、よくそんな複雑な表情ができるなぁ。
無意識だろうけど。
はぁ……可愛い……

「さて、第6回戦と行こうじゃないか」

続く6回戦、トウキはショートパンツを脱いで
空いたハルの片方の太腿にローションを塗り
抱き枕のように抱えて全身で休みなく愛撫した。

(頭がハルの股間付近に来たので
下着に染みたハルの尿のつんとした匂いに
少し勃起してしまったことは内緒だ。
というかこの時トウキもハルに関することでは
自分が変態であることを自覚した。)

ついでに膀胱の上を連続で圧迫すると、ハルは
「降参」「降参」言いながらまたもや失禁。
今度も頭から大量にかぶることになった。

トウキ、3勝3敗。びしょびしょ。
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