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優しいヒトに虐められてます。
第11章 笑い過ぎに注意
6回戦でも敗れたハルは
大津川にブラウスを脱がされ
汗でびっしょりのキャミソールと
尿でびっしょりのパンティ姿になった。

汗を吸ったキャミが肌に張り付き
あまり長く間を置かれると寒くなってくる。
「トウキくん、次やろ。
汗掻いちゃってるから、身体冷えちゃう」
「そうだね。じゃあ7回戦」

大津川がタイマーを押した。

今度の彼は、大胆にもハルの身体に
自分の身体を重ねてきた。
汗の上からローションを塗りたくり
そのまま脇や脇腹、首筋を徹底的にくすぐってくる。

「あっはっはっはっは!!
ダメっ、やめて!」
脇を締めようとするも、鎖のせいでで締まらない。
首を曲げると、反対の首筋をくすぐられる。
まったく抵抗できずにくすぐられ続ける。

絶望感が笑いとなって襲ってきた。

息がほとんどできない。
上から彼が重なっているが、肺のあたりは
空けておいてくれている。
笑いながら、喘ぐように何とか息を吸い込む。

吸い込みすぎると、次の笑いで全て
吐き出されて苦しくなってしまうので
浅い呼吸をたくさん繰り返す。

一番辛い瞬間がやってきた。
膀胱がたぷんたぷんいっている気がする。
その兆候が来るとしたら、ほんの一瞬しかない。

――来たっ!

「あっはっはっはっは!
イヒヒヒヒ!
うふふふふ!」

笑いながら、ハルは失禁した。
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