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優しいヒトに虐められてます。
第12章 お風呂にて・・・
湯船に浸かって数分――。
不意に大津川の影がアクリルドア越しに見えた。
一度消え、次に見えた時には、纏っていた衣服が消えて
肌色のシルエットになっていた。
下半身には白っぽいものが見えたので
タオルを持って入るようだが
気付けばドアに背を向けて心の準備をしていた。
怒り気味の態度で一緒に風呂に入ることを
強制したとはいえ、いざ両者裸で
面を合わせるとなれば、ドキドキもしてしまう。
ともあれ、今回はそんなエッチ系の
ハプニングなど起こらないだろうが。
――雰囲気的に。
コンコン。
「ハル、入ってもいい?」
「うん! いーよー」
背を向けているので少し大きめの声で答える。
が、反響するので不必要だったかもしれない。
ガチャリ。
背後で彼が入ってくる気配。
「あ、背中向けてくれてたんだ。
ありがとう、紳士的だね」
「淑女的、と言ってください。女なので」
不意に大津川の影がアクリルドア越しに見えた。
一度消え、次に見えた時には、纏っていた衣服が消えて
肌色のシルエットになっていた。
下半身には白っぽいものが見えたので
タオルを持って入るようだが
気付けばドアに背を向けて心の準備をしていた。
怒り気味の態度で一緒に風呂に入ることを
強制したとはいえ、いざ両者裸で
面を合わせるとなれば、ドキドキもしてしまう。
ともあれ、今回はそんなエッチ系の
ハプニングなど起こらないだろうが。
――雰囲気的に。
コンコン。
「ハル、入ってもいい?」
「うん! いーよー」
背を向けているので少し大きめの声で答える。
が、反響するので不必要だったかもしれない。
ガチャリ。
背後で彼が入ってくる気配。
「あ、背中向けてくれてたんだ。
ありがとう、紳士的だね」
「淑女的、と言ってください。女なので」