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優しいヒトに虐められてます。
第12章 お風呂にて・・・
あ、あれ……エッチな雰囲気は無しじゃなかったの?
ハルは胡坐で座る大津川の後ろに
顔を赤くしながら女の子座りで座った。
異様にドキドキする。
完全に互いのパーソナルスペースに踏み入っている。
タオル掛けにかかっていたタオルを渡された。
すでに泡立てられている。
言われた通り、彼の背中をゴシゴシし始めた。
まあ、これくらいなら、そこまでエッチでもないか。
大きく骨ばった逆三角形の頑丈な板。
彼の背中を間近で見た印象は
そんな感じだった。
よく見ると、白い肌にほくろが点在している。
「あのさ、力弱いんだけど。
そんなんじゃ犬だって満足しないよ」
「こ、こう……?」
ハルは腰を浮かせながら体重をかけて
タオルを引き下ろした。
「うん、そんな感じ。嫌じゃなかったら
前もやってくれていいよ」
「え……あ、うん」
「ただしこっち側覗き込まないように」
「覗かないよ。でも、タオル膝にかけてるじゃん」
腰の前側から両側にタオルが垂れている。
「じゃあ……前もやるね」
「うん」
ハルは身を乗り出した。
彼が膝頭に手を置いて隙間のできている脇から
泡立ったタオルを握る左手を差し込んだ。
ハルは胡坐で座る大津川の後ろに
顔を赤くしながら女の子座りで座った。
異様にドキドキする。
完全に互いのパーソナルスペースに踏み入っている。
タオル掛けにかかっていたタオルを渡された。
すでに泡立てられている。
言われた通り、彼の背中をゴシゴシし始めた。
まあ、これくらいなら、そこまでエッチでもないか。
大きく骨ばった逆三角形の頑丈な板。
彼の背中を間近で見た印象は
そんな感じだった。
よく見ると、白い肌にほくろが点在している。
「あのさ、力弱いんだけど。
そんなんじゃ犬だって満足しないよ」
「こ、こう……?」
ハルは腰を浮かせながら体重をかけて
タオルを引き下ろした。
「うん、そんな感じ。嫌じゃなかったら
前もやってくれていいよ」
「え……あ、うん」
「ただしこっち側覗き込まないように」
「覗かないよ。でも、タオル膝にかけてるじゃん」
腰の前側から両側にタオルが垂れている。
「じゃあ……前もやるね」
「うん」
ハルは身を乗り出した。
彼が膝頭に手を置いて隙間のできている脇から
泡立ったタオルを握る左手を差し込んだ。