この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
優しいヒトに虐められてます。
第12章 お風呂にて・・・
「ハル、僕も背中洗ってもらったし、このまま
ハルの身体も洗っていい?」
コクッ、と頷く。
「あ、『身体』を洗っていいんだ」
「えっ!? あっ……!」
てっきり背中を洗っていいかを
尋ねられたつもりでいた。
「フフ。背中洗うから髪お団子にしてくれる?」
「う、うん……」
まあ、別に『身体』をきれいにしてくれても
構わないんだけど……
自分で思ってかぁぁぁっ、と赤くなる。
すぐに、ひんやりとした液体が背中に触れた。
彼にボディソープを直接手で塗られる感覚。
「あ、えっ、素手なの?」
お互い素っ裸という完全に無防備な状態で
素手で身体を洗われるというのは、もう……
「当たり前でしょ。男が使ってる垢取りタオルを
ハルに使わせられるわけないでしょ」
それもそうか、と納得する。
恥ずかしくはあったが、背中に素手でボディソープを
塗られる感覚というのは案外気持ちがよかった。
うなじに近い方から、腰の方まで、くまなく
塗ってもらう。
「あっ、ハルの白桃かわい――イテッ」
ハルは鏡越しに彼に拳を見舞った。
ハルの身体も洗っていい?」
コクッ、と頷く。
「あ、『身体』を洗っていいんだ」
「えっ!? あっ……!」
てっきり背中を洗っていいかを
尋ねられたつもりでいた。
「フフ。背中洗うから髪お団子にしてくれる?」
「う、うん……」
まあ、別に『身体』をきれいにしてくれても
構わないんだけど……
自分で思ってかぁぁぁっ、と赤くなる。
すぐに、ひんやりとした液体が背中に触れた。
彼にボディソープを直接手で塗られる感覚。
「あ、えっ、素手なの?」
お互い素っ裸という完全に無防備な状態で
素手で身体を洗われるというのは、もう……
「当たり前でしょ。男が使ってる垢取りタオルを
ハルに使わせられるわけないでしょ」
それもそうか、と納得する。
恥ずかしくはあったが、背中に素手でボディソープを
塗られる感覚というのは案外気持ちがよかった。
うなじに近い方から、腰の方まで、くまなく
塗ってもらう。
「あっ、ハルの白桃かわい――イテッ」
ハルは鏡越しに彼に拳を見舞った。