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優しいヒトに虐められてます。
第12章 お風呂にて・・・
「……セックスだって、できるかどうか
わからないはずじゃないの?」
トウキは最後の疑問を解消すべく聞いた。

理性を失ったように見えるほど興奮していたはずなのに
ハルが振り向いた時、その姿はなぜだか急に
メスの香りを放つ、知的な「大人」の女に見えた。
――見返り美人というのも、言い得て妙だ。

ハルが口中の粘液を伸ばしながら、唇をゆっくりと開く。
その艶めかしい所作に、トウキのペニスがハルの手の中で
さらに硬さを増し、背を伸ばす。

「だって、さっき約束したじゃん」
そう言って微笑むハルは
すでにいつものいたいけな可憐さを取り戻していた。
「いつか必ず、私とエッチしてね、って。
トウキくんは私のこと、本当には好きじゃない?
嘘、嫌いなんでしょ」

ほら、結局こうなる。
こっちがどれだけいろいろ考えたか知りもしないで
そんな変な方向から切り崩してくる。

……さっきの約束、本気だったんだ。

「何か、ただの確認になっちゃったみたいだね」
トウキは自嘲を込めて言う。
「うふふ。確認はもういいの?」
意味を分かっているのかいないのか
ハルはとりあえずからかい口調で言ってくる。

「ああ、終わったよ」
トウキはハルの濡れた陰部に舌を這わせた。
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