この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
優しいヒトに虐められてます。
第13章 雨と美術館
「美術界のお偉いさんたちは
作者の特殊な性癖を表しているとか
身体を描く際に、いくつもの
官能的手法を用いているとか論じているんだけど
斉藤さんはどう感じる?」

ハルは絵を見つめながら答えた。
「絵のことはよくわからないけど、私が感じたのは
なんというか、原始的な美しさみたいな……
美しさと性的な魅力がまだ分かれてなかった頃の
根源的な魅力、とでもいうのかな
そういうのが描かれているように感じた。
きっと、題名も含めて一つの作品なんじゃないかな。

……と、いうのが私の解釈です」

何だか語ってしまった自分が恥ずかしくなってきた。

「……」
沈黙する古田を窺うと、彼は絵を見つめたまま
笑みを浮かべていた。
初めて見る表情だった。
/896ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ