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優しいヒトに虐められてます。
第13章 雨と美術館
「僕にも、たとえハルの頼みでも聞けないものが一つある」
大津川の突然の告白に、素直に驚いた。
「これまで開発した技術の放棄や譲渡、公開……そのあたり。
ハルが警察に話したいって言った場合、僕がハルを助けた時
どうやって居場所を知ったか、警察は絶対に聞いてくる。

仕組みとしては、ハルのバングルが強烈な恐怖を感知した時
電流を流して、触れてきた相手を一時的に行動不能にして
一緒に僕の元に位置情報を送信するようになってた。

たとえ警察が秘密にすると言っても、僕にとって第三者に
説明した時点で、技術を公開しているようなもの。
だからいろいろ裏工作して、あいつにつけたバングルや
事務所の設備も隠さないといけない。
それが、少し後ろめたい事情」

「トウキくん、根っからの研究者体質なんだね」
「まあ、物心ついた頃から、物作り一筋だったからね。
父親の影響かな。さて、家まで送るよ」
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