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優しいヒトに虐められてます。
第4章 始まる快楽と恥
ガチャリと音がして
ハルは振り返った。
大津川が手をハンカチで拭きながら
出てきた。
それを見て
ハルはまた申し訳なく思ってしまう。
「疲れたでしょ。
コーヒーでも淹れるよ」
「えっ、そんな」
「あれ、バングルだいぶ赤いね。
理性が戻って急に恥ずかしくなった?」
「っ……」
彼はハルに反論する暇も与えず
ハハッと笑って隅の狭いキッチンへ向かった。
……なんだかいつもいつも
からかわれるだけからかわれて
反撃できてない。
飄々としてるというかなんというか。
私をからかうことだけ楽しんで
あとはどうでもいいって感じ。
大津川の背中を見つめてハルは思う。
間違いない。
この人、ドSだ。
ハルは振り返った。
大津川が手をハンカチで拭きながら
出てきた。
それを見て
ハルはまた申し訳なく思ってしまう。
「疲れたでしょ。
コーヒーでも淹れるよ」
「えっ、そんな」
「あれ、バングルだいぶ赤いね。
理性が戻って急に恥ずかしくなった?」
「っ……」
彼はハルに反論する暇も与えず
ハハッと笑って隅の狭いキッチンへ向かった。
……なんだかいつもいつも
からかわれるだけからかわれて
反撃できてない。
飄々としてるというかなんというか。
私をからかうことだけ楽しんで
あとはどうでもいいって感じ。
大津川の背中を見つめてハルは思う。
間違いない。
この人、ドSだ。