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優しいヒトに虐められてます。
第15章 彼のとっておき、そして・・・
「……フっ。泣かせること言ってくれるじゃん」
「泣いてないくせに」
「男が女の前で泣くなんてみっともないだろ」

ハルは笑った。
「私はいいと思うけどな。トウキくんの泣いてる姿。
かわいいと思う」
「こらこら。変なこと言う子にはイタズラしちゃうぞ」
「んっ……」
彼がクリトリスをちょん、と触ってくる。

「いいよ。イタズラしても。
私の身体、まだまだ元気だから」

元気というか、正直なところ
さっきからムラムラしてしょうがない。
アソコもまだまだ潤っている。
今のイキで完全にスイッチが入ったのかもしれない。
火照った身体の肉欲が凄まじく
早く次をしてほしくてたまらない。

「フッ。じゃあそろそろアレ、使おうかな」
「?」

彼は先ほど奥の部屋から引いてきた台に手を伸ばした。
白い箱を開ける。
彼の手に握られたのは、取っての付いた
バナナのような形のものだった。
「!」

この形は……

「これは僕の最高傑作。
名付けて亀さん先輩2号!」
「……相変わらず、ネーミングセンスだけは
凄くダサいんだね」

ハッピーバングルといい亀さん先輩2号といい。

っていうかなぜ2号??
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