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優しいヒトに虐められてます。
第15章 彼のとっておき、そして・・・
「2号ってことは1号があったの?」
ハルは彼が作ったというディルドを見ながら尋ねた。
取っては亀の甲羅を模してはいるが
握りやすい形になっていた。
「一応こっちに持たせたい機能を持たせるために作った
試作品がね。
でも試作品とはいえ自分で作ったものには愛着がわくから
あっちを1号にしてあげた」
「ふふ」
ハルは彼のかわいい一面を垣間見た気がして
ちょっと微笑んでしまった。
「それで、その機能って?」
「使う前にそれを言っちゃあおしまいだよ」
大津川はニヤニヤした。
「さ、お股開いて。
虜になってくれるといいけど」
「う、うん………………ぅ……」
ハルは俯いた。
「どうかした?」
顔を隠したので、赤くなっているのは見えないらしい。
バレないといいけど、と俯きながら思う。
「いや……その……」
「?」
「面と向かって自分で開くの恥ずかしいから
後ろから抱いてもらう形が……いいです……」
「フッフッフ」
大津川が軽快に笑う。
「ピュアっピュアだね」
「……じゃ、じゃあ後ろ向くから」
ハルが背を向ける。
「――とでも、言うと思った?」
「ッッ!!」
背筋がピンッ、と伸びた。
ハルは彼が作ったというディルドを見ながら尋ねた。
取っては亀の甲羅を模してはいるが
握りやすい形になっていた。
「一応こっちに持たせたい機能を持たせるために作った
試作品がね。
でも試作品とはいえ自分で作ったものには愛着がわくから
あっちを1号にしてあげた」
「ふふ」
ハルは彼のかわいい一面を垣間見た気がして
ちょっと微笑んでしまった。
「それで、その機能って?」
「使う前にそれを言っちゃあおしまいだよ」
大津川はニヤニヤした。
「さ、お股開いて。
虜になってくれるといいけど」
「う、うん………………ぅ……」
ハルは俯いた。
「どうかした?」
顔を隠したので、赤くなっているのは見えないらしい。
バレないといいけど、と俯きながら思う。
「いや……その……」
「?」
「面と向かって自分で開くの恥ずかしいから
後ろから抱いてもらう形が……いいです……」
「フッフッフ」
大津川が軽快に笑う。
「ピュアっピュアだね」
「……じゃ、じゃあ後ろ向くから」
ハルが背を向ける。
「――とでも、言うと思った?」
「ッッ!!」
背筋がピンッ、と伸びた。