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優しいヒトに虐められてます。
第4章 始まる快楽と恥
「じゃあやろう」
「ええっ!?」

何でそんな即決!?

とはいえ、ハルの中には確かに
悲鳴を上げる自分と歓喜する自分がいた。

「だって君が決められないのなら
後は僕の判断にゆだねられるわけでしょ?

僕はもともと今日これも使う予定だったし
これを使った時の君にも興味があるから」

大津川の顔がハルの耳に近づいた。
「素直に喜んで」

彼の囁きでバングルのピンクがじわっと濃くなる。
天使は悪魔に殺されてしまったようだ。

ハルは大津川の指示で仰向けになった。
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