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堕とされる
第4章 快楽地獄
なぜか横山さんは俺のアパートの場所まで、迷う事なくスムーズに車で送り届けてくれた。


「毎週金曜日の夜から日曜日の朝まで、お前はあの調教部屋で調教を受ける事になるから、予定は空けておけよ」

「毎週…」

「あぁ。お前の貞操具の洗浄もしなきゃならないし、何よりお前自身毎週金曜日を心待ちにするようになるさ」

「もう勘弁して下さいよ…何度もこんな事されたら身が持ちません」

「別にお前が拒否できるなら拒否してくれても構わないぞ?ただお前のチンポは不衛生な状況下に置かれるし、射精も出来ない、俺達が貞操具の鍵を持っているからな。鍵を海に捨ててやってもいいし、今日撮ったお前の痴態の映像をゲイ向けのサイトに流してやれば、お前はその筋の連中に追っかけ回されるだろな。まぁそういうシチュエーションも悪くないな」

「それだけは本当にやめて下さい…」

「だったら俺達の言う事に従っていればいい。そうすれば自ずとお前も良い思いが出来るんだからな」

「…」

「んじゃコレを渡しておく」

停車した車内から出る前に、小さな紙袋を手渡された。


「消毒液とお前を慰めてくれるアイテムを入れておいた。アイテムを使うかどうかはお前に任せておく」

紙袋の中を覗いてみれば、まず始めに目に飛び込んできた物、チンポの形をしたディルドだった。
俺は不快感を露わに横山さんを見遣るが、横山さんはそんな俺の表情など気にする様子もなく、ただいやらしくニタニタ笑うと、俺を車から降ろし去って行った。
1人駐車場に残された俺は肩を落として、小さな紙袋を握り締めながら、アパートの部屋に入った。


アパートのドアを鍵で開けて中に入ると、すぐに中から鍵をかけた。
小さな紙袋をキッチンの小さなテーブルの上に置くと、俺はすぐにトイレに向かった。
ベルトを外しチャックを下ろし、スラックスを膝の辺りまで下ろす。
ボクサーパンツの股間部分が不自然な形で盛り上がっているのが見えて、俺は深い溜息をついた。
ボクサーパンツを下ろせば、プラスチック製の不気味なまでに黒光りした貞操具がお目見えした。
小さな南京錠を引っ張ってみるが全くビクともしない。
チンポとタマの奥に通された輪っかの部分と、チンポを包む筒の部分を離そうとしてみるが、こちらもまたビクともしない。
数十分格闘してみたものの、自分の体から貞操具を外す事は出来なかった。


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