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堕とされる
第4章 快楽地獄
仕事に集中しようにも、なかなか集中出来ない。
溜まってるせいで、ムラムラして注意散漫になるからだ。
同じオフィスで働く女性達のスカートから覗く足、後れ毛が色っぽい頸、優しく香る柔軟剤やシャンプーの香り、今まで仕事中にそこまで気にならなかったそれも、ずっと悶々とする俺にとっては、十分興奮する材料になってしまう。
貞操具の中でチンポが大きくなっては、オフィスで1人股間の痛みと闘っているというおかしな状況。
仕事でミスは出さなかったものの、仕事は捗ったとは言えない。


少し皆より遅れて昼食を摂る事にした俺は、自社ビルの中にある社員食堂に向かった。
普段食堂の席は取り合いになるが、少し時間がズレた為に、チラホラと空きスペースが目立つ。
俺はその中でも一番空調の効いたスペースに腰を下ろした。
今日の日替わり定食に箸を付けたところで、俺の隣に人がやってきた。


「調子はどう?」

俺は箸で掴んだキャベツの千切りを落っことしてしまう。
隣に腰掛けたのは横山さんだったのだ。


「…聞かなくても分かるでしょう」

貞操具をはめられてから、トイレに行く回数が極端に減った。
なるべく我慢できるところまで我慢し、漏れる寸前で消毒液を持って駆け込む。
少しでも卑猥な事を考えただけで、射精への欲求が爆発的に起こり、冷凍室の氷をたくさん消耗した。
夜はいつもオナニーしてから寝るのが日課だったので、悶々として寝れず、睡眠時間が短くなってしまった。
にも関わらず、朝方朝勃ちのせいで激痛がチンポを襲い、結局それから再び微睡む事もできない。
出したくて出したくて、貞操具を揺すってみても、若干気持ち良さを感じるものの、射精に至るまでの快感があるわけでもない。
寝不足と欲求不満のWパンチに、調子が良いわけが無いだろう!!っと怒鳴りつけてやりたい気分だ。


「食べ終わったら3階の1番奥のトイレの個室に来いよ」

冷やし中華をさっさと食べ終わった横山さんが、食器を返しに立ち上がる。
その時に俺にだけ聞こえるような小声でそう言うと、お盆を持って去って行った。
丁度ご飯を食べた後にトイレを済ませる予定だったけれど、嫌な予感がして堪らない。
同じ会社という事もあり、こんな風に呼び出されては何か良からぬ事を企んでいるのかもと思うと、残りの飯が不味く感じられた。


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