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堕とされる
第4章 快楽地獄
俺の腰が跳ねる度に、貞操具の南京錠がプラスチックの筒とぶつかり、コツコツと音がトイレに鳴り響く。


「あっ…」

「ションベンしたくなりゃ出せばいい」

そう言われても前立腺を弄られると出そうで出ない。


「普通にションベンさせて下さい…っ」

切羽詰まった俺の声に、横山さんにクスクスと笑われる。
それでも指の動きを止めてくれない。


「よし、そろそろ仕上げに入るか」

横山さんがケツから指を抜くと、再び俺のケツの入り口に何かを押し当てる。
何やら冷たくてかたい物がツルンとケツの中に入り込んできたのだ。


「10秒時間をやる。それまでにションベンを済ませろ」

そんな無茶振りを言われても、勃起したままションベンはし辛いし、人にションベンをする所をワザと見つめられる恥ずかしさに、ションベンが引っ込んでしまう。
それでも横山さんがカウントし始めたので、下腹部に力を入れてションベンを出そうと必死になる。
しかしチョロッと尿道からションベンが出た瞬間に、横山さんの口から「0」とカウントの終わりを告げられるや否や、ビーンッと俺のケツの中で何かが振動して、俺のションベンが不発に終わる。
ションベンを途中で止めるのは辛い。
けれど振動のせいでションベンが引っ込んでしまうのだからどうしようもない。


「タイムアウトだ」

無情にもそんなセリフを突きつけられ、俺は苦しみに顔を歪める。


「休憩時間がそろそろ終わるからな。因みにお前のケツに入れたのは小型のローターだ。遠隔操作が可能で、なおかつ音が小さいタイプの優れものだ」

優れものと言われても、俺にとってそんな機能などいらない。
むしろケツから抜き去りたい!


「ローターが出てこないように、しっかり栓をしといてやらないと、さすがにケツから出てきたら妙な音が聞こえちまうかもしれないからな」

先程のローターより遥かに質量の大きなものが俺のケツに押し込められる。


「これなら力んでもなかなか外れないから安心しろ」

安心できるわけない。
これからまだ仕事が残っていると言うのに、ケツに変な物を入れられたらたまったもんじゃない。
しかし俺には拒否する事ができず、ただ横山さんの性癖に付き合わなければならないのだ。


チョロッとしか出していないせいか、尿意がスッキリする筈もなく、指やローターの刺激のせいで射精までしたくなる。
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