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堕とされる
第4章 快楽地獄
俺が1人身体の疼きを持て余している間も、隣では過激なセックスが続いていた。
女の嬌声とギシギシうるさいパイプベッドのような音が、俺をまともな思考から遠ざけていく。
しばらくギシギシアンアンうるさかった部屋から、物音が消える。
ようやく男が1発ぶっ放してスッキリしたとこなんだろう。
そう思ったら恨めしくて恨めしくて堪らなかった。
俺をムラムラさせておきながら、自分だけスッキリしやがって、と。


俺は半ば自棄っぱちになった。
誰も俺など見ていないのだから、ここで俺がどんな行為に及ぼうが、誰も気にしないし、知らない事だろう。
そう思ったら俺は自分の欲に忠実になった。
ディルドにローションを塗し、自分の肛門にも塗りたくる。
中指でしばらく解した後、ヌルヌルのディルドの先端を肛門に押し当てた。
ゆっくりとディルドを飲み込んでいく感覚。
いけない事をしているような背徳感がして、知らぬ間に俺は恍惚な表情でディルドを根元までねじり込む。
相変わらず排泄感がするが、最早痛みを感じる事はなかった。
ゆっくりとディルドを出し入れすると、前立腺と思しき場所をかすめる感覚がして、漏れ出そうになる声を抑えた。
何度も何度もディルドを動かした。
ベッドの上で1人ケツだけを持ち上げて、ディルドが与える喜びに打ち震える。


「くっ…ハァ…ハァ…あっ…くぅ…っ」

チンポは貞操具によって激痛を走らせているが、俺はディルドを動かす手を止める事は出来なかった。
夢中になってその快感を貪った。
しかし快楽はあるものの、横山さん達に与えられたような爆発的な快楽には程遠い。


「くそッ…イキたい…イキたい…あぁ…」

もっと前立腺に強い刺激を与えたい。
けれど掠る程度のサイズしかないため、もどかしく切ない感覚が腰に溜まってくる。
何度も勢いよく根元まで押し込むが、あともう一歩という所で届かない。
最高潮に射精欲が高まるものの、チンポは貞操具に包まれていて、扱く事も出来ない。
片手でディルドを出し入れし、片手で貞操具を揺する。
どんなに気持ち良くても、射精には程遠い快感しか得られない。


あっという間に日付が変わっていた。
明日というか今日は火曜日、当然俺は仕事だ。
さすがに一睡もせずに仕事をするのは無謀な事だろう。
結局イク事も出来ず、むしろ射精欲を掻き立てただけだったが、諦めて眠る事にした。

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