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堕とされる
第4章 快楽地獄
俺はケツにローターを入れられた状態で、職員用駐車場までやって来た。
横山さんより先に退社したため、俺は職員用駐車場の脇にある自販機横のベンチに腰を下ろした。
次々と仕事終わりの人々が、駐車場にやって来る。
そしていつも通りに車を操作して帰って行くのだ。
俺はそれをボーッと眺めながら、自販機で買った缶コーヒーで喉を潤した。
夜とは言えまだ暑いのだ。
こんな日にはビールを飲みに行くのもいいだろう。
「あれ?田中さん?」
事務員の女性社員の1人である山田さんが、車のキーを片手に俺の前に立って俺を覗き込んで来た。
「田中さんって電車通勤じゃ…?」
電車通勤の俺が駐車場にいるのが物珍しいのだろう、若干驚いたような顔をしている。
俺はというとこれから横山さんにいかがわしい事をされるために待ってるんだ、などと言えるはずもなく、言葉に詰まっていると、
「この後誰かと飲みに行くんですか?」
と、言われたのでこれ幸いと頷いてみせた。
「いいな〜。今度また皆で飲みに行きましょうね!」
そう言って手を振って去って行った。
緊張していたのか、ジワリと手に汗をかいてしまった。
山田さんはちょっとイイナと思っていた子で、でも高校時代からずっと続いている彼氏がいる子だった。
そんな子に俺の状態を知られるのは、とんでもなく辛い事で、下手に何も言えなくなってしまったのだ。
こんな事知られたら軽蔑されるだけだ。
絶対に他人には悟られてはならない。
額から汗が流れた頃に横山さんが駐車場にやってきた。
横山さんが手でこっちに来るようにと指示してきたので、俺は一気にコーヒーの残りを飲み込むと、ゴミ箱に捨てて歩き出した。
「上は着たままでいい。下はパンツごと全部脱げ」
「…は?」
車に乗り込む前からすでに無茶振りが始まった。
いつどこで社員に見られるかもわからない、こんな野外の駐車場で、パンツを脱ぐなどと正気の沙汰ではない。
「ここなら死角になる。いいからさっさとしろ」
そんなこと言われて、はい!脱ぎます!とはならない。
俺には露出癖など無い。
俺が助手席の前で考え込んでいると、ローターが激しく振動し始めたのだ。
おそらく最強の強さなのだろう、俺は思わず腰を引いてしまう。
「気持ち良くイキたいんじゃないのか?それともここでさよならするか?」
横山さんより先に退社したため、俺は職員用駐車場の脇にある自販機横のベンチに腰を下ろした。
次々と仕事終わりの人々が、駐車場にやって来る。
そしていつも通りに車を操作して帰って行くのだ。
俺はそれをボーッと眺めながら、自販機で買った缶コーヒーで喉を潤した。
夜とは言えまだ暑いのだ。
こんな日にはビールを飲みに行くのもいいだろう。
「あれ?田中さん?」
事務員の女性社員の1人である山田さんが、車のキーを片手に俺の前に立って俺を覗き込んで来た。
「田中さんって電車通勤じゃ…?」
電車通勤の俺が駐車場にいるのが物珍しいのだろう、若干驚いたような顔をしている。
俺はというとこれから横山さんにいかがわしい事をされるために待ってるんだ、などと言えるはずもなく、言葉に詰まっていると、
「この後誰かと飲みに行くんですか?」
と、言われたのでこれ幸いと頷いてみせた。
「いいな〜。今度また皆で飲みに行きましょうね!」
そう言って手を振って去って行った。
緊張していたのか、ジワリと手に汗をかいてしまった。
山田さんはちょっとイイナと思っていた子で、でも高校時代からずっと続いている彼氏がいる子だった。
そんな子に俺の状態を知られるのは、とんでもなく辛い事で、下手に何も言えなくなってしまったのだ。
こんな事知られたら軽蔑されるだけだ。
絶対に他人には悟られてはならない。
額から汗が流れた頃に横山さんが駐車場にやってきた。
横山さんが手でこっちに来るようにと指示してきたので、俺は一気にコーヒーの残りを飲み込むと、ゴミ箱に捨てて歩き出した。
「上は着たままでいい。下はパンツごと全部脱げ」
「…は?」
車に乗り込む前からすでに無茶振りが始まった。
いつどこで社員に見られるかもわからない、こんな野外の駐車場で、パンツを脱ぐなどと正気の沙汰ではない。
「ここなら死角になる。いいからさっさとしろ」
そんなこと言われて、はい!脱ぎます!とはならない。
俺には露出癖など無い。
俺が助手席の前で考え込んでいると、ローターが激しく振動し始めたのだ。
おそらく最強の強さなのだろう、俺は思わず腰を引いてしまう。
「気持ち良くイキたいんじゃないのか?それともここでさよならするか?」