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堕とされる
第4章 快楽地獄
そんな脅し文句を言われたら従うしかない。
俺の身体はもう限界がきていた。
今日のがしたら、とてもじゃないけど本気で気が狂うんじゃないかと思う程に。
俺はキョロキョロ辺りを見回して、誰もいない事を確認すると、躊躇なくスラックスとボクサーパンツを一緒に脱ぎ、急いで助手席に乗り込もうとドアに手をかけた。
が、無情にもドアはロックされていた。


「よっ横山さん開けて下さい!」

俺は小声ながらも強めに言った。
今の俺は上はシャツに下は貞操具の姿だ。
間違いなく見つかったらしょっ引かれるだろう。
俺は脱いだスラックスで前を隠す。


「無様な姿だな」

そう言ってクッと喉を鳴らす。
俺は一気に恥ずかしさと怒りが込み上げる。
誰のせいだ!と罵りたかった。
しかし人の足音が聞こえて、すぐにその怒りが溶けて、次は焦りに支配される。


「ひひひ人が来ましたよ?早く!早く開けて下さい!」

俺は再び小声で訴えた。
しかしおもしろがってすぐには開けてくれない。
尚も足音は段々と大きくなり、近付いている事を示していた。
そしてようやくピピッと開錠する音が鳴り、慌てて俺は車に乗り込んだ。
もちろんスラックスと通勤カバンで下半身を隠した。
そのすぐ後に横山さんの車の斜め向かいの車が光り、足音の人物がすぐそばまで来ていた事を知る。
まさか見られてなかったか?とヒヤヒヤしてしまう。


「スラックスとカバンは背後に置いておけ」

「え…それはさすがに…」

夜だし窓より下だから見えないだろうとは思うが、万が一という事もある。


「さっさとしろよ!グズグズしてるとその無様な格好のまま降ろすぞ」

そんな事言われて迷う方がおかしい。
俺は反射的にスラックスと通勤カバンを背後のシートに置いた。


「シートベルトをしろ」

無言でシートベルトを装着するが、本当に情け無い格好だ。
せめて顔だけでもバレないようにと俯くしかなかった。


目的地に到着するまでローターは最強で振動し続けた。
俺は助手席でモジモジと身体を動かして、もどかしい快楽をやり過ごすしかなかった。
時折横山さんが俺の貞操具を揺するので、一気に俺はムラムラモードに入ってしまう。
片側二車線の道路の信号待ちの時が非常に困った。
そういう時は必ず右側のレーンにいるものだから、左側のレーンの車の運転席と距離が近くなるのだ。


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