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Quattro stagioni
第4章 ♡ la mia gattina

私の好きなキス。下唇を食んで、舌を挿し込む。これだ。このキスがしたかった。彼の舌に自分の舌を絡める。ちゅくちゅくと湿った音を響かせてから藤くんは唾液を私の口内へ流し込んだ。わざと大きく喉を鳴らして飲み込むと、いいこ、と髪を撫でてくれる。

「前がいい…バック…も、やだ…顔見たい」

お仕置きをされようがなんだろうがどうだって良かった。彼の顔が見たかったのだ。涙声で懇願すると藤くんは目を見開いた。柔らかく微笑んで、硬いモノを引き抜くと私の身体を仰向けにする。下腹部を刺激する異物に声を出さずにはいられない。

「かわいいこと言って。ベッドの上では素直ですね」
「……手も取って、藤くんに触りたい」
「はいはい」

名残惜しそうに猫の手を取ってくれる。たまらなくなって勢いよく起き上がり、藤くんに抱き着いた。ぎゅっとしがみついて彼の首筋に噛みつく。背中を撫でてくれた手はしゅるりと胸当ての紐をほどく。

「もうちょっと猫ちゃんして欲しかったんですけど」
「ちゃんと鳴くから抱き締めて」
「かしこまりました」

胡坐を崩したような藤くんの足を跨ぐ。いきり立つモノの根元に手を添えて目だけで私を促す彼の頬にキス。ゆっくりと腰を落としていくと膣口に先端が触れる。ふう、と息を吐いて更に腰を落とした。容易く太いモノを咥えこんだ膣からはどろりと愛液が溢れ出してくる。

「んんっ…」
「ちゃんと鳴いてくれるんでしょ」
「にゃあ、」
「かわいい。もう食べちゃいたいです」

お互い強く抱き締めあいながら腰を動かす。深い挿入でくらくらする頭。時折、尻尾に悪戯をされると目の前を閃光が走る。

「にゃんっ…にゃ、にゃ、あぁっ…」
「またイきましたね。あーやばい。ほんと、犯罪級にかわいい」

おしゃべりな口め。キスで塞いで、舌を捻じ込む。私の舌を絡め取って吸ったり噛んだりしながら藤くんは片腕をどこかへ彷徨わせ、放り出してあった猫じゃらしを拾い上げた。ぶるぶると鈍く振動するそれは背に触れて、じっとりと上へ上へあがってくる。
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