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一生奴隷
第19章 最低奴隷

『美穂は、嫌か?』
『旦那様の手を汚すような
気がして……申し訳ない気持ちの
方が大きいです。でも嬉しいです』
『奥様は?』
『奥様は逃げちゃったよ。
美穂に合わせてたら、みんな
逃げていくな。』
『すいません……』
『もう、二人でいいか。たまには
誰か混ぜるかもしれないけど、
俺、美穂と向き合わないまま、
来ちゃったのは間違いだったかなーって
思ってるんだ。美穂に合わせないと
いけない……今までのご主人様達より
厳しくしないと、美穂を繋ぎとめる
自信がなかったんだ。』
『私は……嬉しかったです。管理してくれて
逃げれない環境にしてくれて、
もし、あの時、捨てられてたら、
私はどうなっていたかわかりません』

