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一生奴隷
第16章 罰
私は調教部屋に、戻された……
『ゆき……靴脱がなくていいよ!
奴隷部屋は汚ないから』
『これから、毎日来てあげるわ。
そのかわり、こうちゃんは
来ないから。』
我慢してた涙が溢れる
止まらない
目の前にパソコンが置かれた
家の様子が映った。
『俺はしばらく来ない。寂しい
だろうから、これで俺の姿でも
見てろ……ゆき、そこに首輪繋いで。
帰ろう……』
鍵の音が虚しい。
管理者様に逢えない……
頭の中が整理されない。
ずっと泣いてた。
パソコンに二人の姿が映る
私が使っていたキッチンにゆき様がいる。
管理者様が抱きしめてキスをする
私は管理者様の唾液をもらい、
喜んでいるのに、あんなに
優しくキスされている……
そうだ……唾液さえ、貰えないのだと
気がついた。