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仮初めの恋人
第1章 快楽を宿して~飯田奈緒美の依頼~
「すごい表情……イキたくて、狂いたくて、うずうずしてる顔だね」
シンジの端正で引き締まった甘い顔立ちが目の前に迫ってくる。
口許が濡れて光っているのが卑猥だった。
唇が重なる寸前、
「出来る女社長のこんな顔、社員には見せられないね」
秘密ごとを囁くようにからかわれる。
「社員とか、そういうの言わなくていいからっ」
「そんな生意気な口の利き方していいのかな?」
瞳と瞳が至近距離で覗き込みあう。
まるで脳の中を覗いてくるような、深淵な眼差しだ。
「でもまあ、苛められるのが大好きな奈緒美の素顔は俺だけのものだからな……」
被虐趣味など認めたくない奈緒美は顔を背けようとするが
「返事は?」
ぐいっと顎を掴まれて真正面を向かされてしまう。
「……はい」
歳下の男に服従するように返事をすると、抑え切れない興奮がぞわぞわっと脳から降りて背筋を伝って子宮へと注ぎ込まれるようだった。
シンジの端正で引き締まった甘い顔立ちが目の前に迫ってくる。
口許が濡れて光っているのが卑猥だった。
唇が重なる寸前、
「出来る女社長のこんな顔、社員には見せられないね」
秘密ごとを囁くようにからかわれる。
「社員とか、そういうの言わなくていいからっ」
「そんな生意気な口の利き方していいのかな?」
瞳と瞳が至近距離で覗き込みあう。
まるで脳の中を覗いてくるような、深淵な眼差しだ。
「でもまあ、苛められるのが大好きな奈緒美の素顔は俺だけのものだからな……」
被虐趣味など認めたくない奈緒美は顔を背けようとするが
「返事は?」
ぐいっと顎を掴まれて真正面を向かされてしまう。
「……はい」
歳下の男に服従するように返事をすると、抑え切れない興奮がぞわぞわっと脳から降りて背筋を伝って子宮へと注ぎ込まれるようだった。