この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
仮初めの恋人
第2章 私のフィアンセ~摂津凪子の依頼~
「結婚しようと考えてる男女なら当然こんな流れにもなるだろう?」
「それはそうだけど、これはお芝居なのっ! そこまでする意味が分からない!」
「そこまでしなくちゃ……」

男は真剣な眼差しで凪子を捉える。

「お母さんは騙せないよ。凪子が本気で俺を好きだと思わないと。遊びじゃないんだ」

彼の目には誠意と仕事にかけるプライドしか見て取れなかった。
(この人は疚しい気持ちで言ってるわけじゃない)
冷静になるといい歳をしてこんなに動揺してしまった自分が情けなく思えてきた。

「そう……ね……遊びじゃないもんね……ごめんなさい……いいわ……うちに、来て」

覚悟を決めた凪子は偽の幸二朗を先導するように歩き出した。


/102ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ