この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
仮初めの恋人
第2章 私のフィアンセ~摂津凪子の依頼~
絶頂を迎えてすぐの敏感すぎる身体にはちょうど心地よい刺激だった。
子供のように激しさをぶつけてくるセックスじゃなくてお互いを愛おしむような愛の営みは、本当に結婚を間近に控えた恋人同士のような親密で深い愛情を与えてくれる。
「好き……幸二朗……」
「幸せになろうね」
「うん……」
ありもしない将来を誓い合っても白々しさを感じない。
指を一本いっぽんを絡ませあうように繋ぎ、幸二朗が彼女の上に覆い被さる。
愛おしいと語りかけるように、幸二朗の腰は大きく伸びやかに振り動き凪子の中を蕩かせていった。
「あっ……また……」
「凪子の中、ひくひくしてる」
「またそういうこと言う……恥ずかしいよ……」
「ここで見てる」
幸二朗は鼻の頭がくっつくくらいの至近距離で凪子を見詰めてくる。
「凪子のイク顔、また見ててあげる」
「何回も見なくていいってば、そんなのっ……あっ……」
幸二朗の動きが少しだけ速度を増す。
子供のように激しさをぶつけてくるセックスじゃなくてお互いを愛おしむような愛の営みは、本当に結婚を間近に控えた恋人同士のような親密で深い愛情を与えてくれる。
「好き……幸二朗……」
「幸せになろうね」
「うん……」
ありもしない将来を誓い合っても白々しさを感じない。
指を一本いっぽんを絡ませあうように繋ぎ、幸二朗が彼女の上に覆い被さる。
愛おしいと語りかけるように、幸二朗の腰は大きく伸びやかに振り動き凪子の中を蕩かせていった。
「あっ……また……」
「凪子の中、ひくひくしてる」
「またそういうこと言う……恥ずかしいよ……」
「ここで見てる」
幸二朗は鼻の頭がくっつくくらいの至近距離で凪子を見詰めてくる。
「凪子のイク顔、また見ててあげる」
「何回も見なくていいってば、そんなのっ……あっ……」
幸二朗の動きが少しだけ速度を増す。