この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
仮初めの恋人
第2章 私のフィアンセ~摂津凪子の依頼~
「そうなの? 嬉しい……じゃあこのまま……」
「凪子……」
「幸二朗も、いくところ見ててあげる……」
「なんか恥ずかしいな」
「駄目。私のいくところ見てたくせに」

語りながらも凪子はもう一度軽く追い討ちの絶頂を迎えていた。

「凪子っ……」
「んっ……激しっ……ンッンッ……んあぁっ!!」
「ああっ……いっ……いくよ……」
「来てっ……」
「ううっ……ああっ……」

凪子の中で幸二朗が跳ねた。
眉間に皺を寄せ、ぎゅっと食い縛った歯は獣のような雄々しさを湛えていた。

若さを抑えたしっとりとした密事だったが、中でびくんびくんと震える力強さはやはり若さを感じさせる激しいものであった。

「幸二朗……」
「凪子……」

二人は名前を呼び合ってきつく抱き締め合い、吸いつくほどの激しくキスを交わしていた。

性の愉悦も加わって、凪子はこの幸二朗をフィアンセだと思えることが出来た。
たとえ仮初めだとしても、今だけはこの男のものになると本気で誓えそうだった。
/102ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ