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仮初めの恋人
第2章 私のフィアンセ~摂津凪子の依頼~
「そうなの? 嬉しい……じゃあこのまま……」
「凪子……」
「幸二朗も、いくところ見ててあげる……」
「なんか恥ずかしいな」
「駄目。私のいくところ見てたくせに」
語りながらも凪子はもう一度軽く追い討ちの絶頂を迎えていた。
「凪子っ……」
「んっ……激しっ……ンッンッ……んあぁっ!!」
「ああっ……いっ……いくよ……」
「来てっ……」
「ううっ……ああっ……」
凪子の中で幸二朗が跳ねた。
眉間に皺を寄せ、ぎゅっと食い縛った歯は獣のような雄々しさを湛えていた。
若さを抑えたしっとりとした密事だったが、中でびくんびくんと震える力強さはやはり若さを感じさせる激しいものであった。
「幸二朗……」
「凪子……」
二人は名前を呼び合ってきつく抱き締め合い、吸いつくほどの激しくキスを交わしていた。
性の愉悦も加わって、凪子はこの幸二朗をフィアンセだと思えることが出来た。
たとえ仮初めだとしても、今だけはこの男のものになると本気で誓えそうだった。
「凪子……」
「幸二朗も、いくところ見ててあげる……」
「なんか恥ずかしいな」
「駄目。私のいくところ見てたくせに」
語りながらも凪子はもう一度軽く追い討ちの絶頂を迎えていた。
「凪子っ……」
「んっ……激しっ……ンッンッ……んあぁっ!!」
「ああっ……いっ……いくよ……」
「来てっ……」
「ううっ……ああっ……」
凪子の中で幸二朗が跳ねた。
眉間に皺を寄せ、ぎゅっと食い縛った歯は獣のような雄々しさを湛えていた。
若さを抑えたしっとりとした密事だったが、中でびくんびくんと震える力強さはやはり若さを感じさせる激しいものであった。
「幸二朗……」
「凪子……」
二人は名前を呼び合ってきつく抱き締め合い、吸いつくほどの激しくキスを交わしていた。
性の愉悦も加わって、凪子はこの幸二朗をフィアンセだと思えることが出来た。
たとえ仮初めだとしても、今だけはこの男のものになると本気で誓えそうだった。