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仮初めの恋人
第1章 快楽を宿して~飯田奈緒美の依頼~
このままこの男に嵌まっていったら危険だ、脳はそう警鐘を鳴らしていた。
しかし物分かりの悪い身体は離れがたい愛着を感じて動けない。
たっぷりと愛されて焦らされた身体は浅い指の往き来だけですぐに達してしまいそうになってしまう。
「このまま指でイキたいの?」
美しいけどどこか愁いを帯びた瞳が真っ直ぐに彼女を捉え、静かに問い掛ける。
「ううん……指じゃ嫌……あなたが、欲しいの……」
自分でも驚くほどに素直にそう言えた。
そしてシンジの猛りを逆手で掴み、二度三度と撫で下ろす。
どこか老成したように達観してるようにも見える彼だが、その固さや反り返りは若々しい息吹を剥き出しに晒していた。
(こんなに大きくして……嬉しい……)
いくら疑似の恋人といえど、客とサービス従事者という間柄は変わらない。
無理に勃たせた半硬直のものを挿れられては受け入れる方も気持ちが萎えてしまう。しかし彼は自分を心底欲しているように怒張させていた。
しかし物分かりの悪い身体は離れがたい愛着を感じて動けない。
たっぷりと愛されて焦らされた身体は浅い指の往き来だけですぐに達してしまいそうになってしまう。
「このまま指でイキたいの?」
美しいけどどこか愁いを帯びた瞳が真っ直ぐに彼女を捉え、静かに問い掛ける。
「ううん……指じゃ嫌……あなたが、欲しいの……」
自分でも驚くほどに素直にそう言えた。
そしてシンジの猛りを逆手で掴み、二度三度と撫で下ろす。
どこか老成したように達観してるようにも見える彼だが、その固さや反り返りは若々しい息吹を剥き出しに晒していた。
(こんなに大きくして……嬉しい……)
いくら疑似の恋人といえど、客とサービス従事者という間柄は変わらない。
無理に勃たせた半硬直のものを挿れられては受け入れる方も気持ちが萎えてしまう。しかし彼は自分を心底欲しているように怒張させていた。