この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
仮初めの恋人
第3章 初めての彼氏~郁野真莉の依頼~
それに--

「お、郁野さん、今日もそのお弁当買ってきたんだ」
「あ、はい。なんだかハマっちゃって」

中年の男性サラリーマン達には優しくしてもらっていた。
声を掛けてきたのは四十歳前半の繁田(しげた)という営業マンだ。

「悪いんだけど午後からこの資料作ってくれない?」
「分かりました。いつまでですか?」
「今日中にお願いできる?」

渡された量はかなりのもので、今ある仕事と合わせて考えれば要領の悪い真莉では今日中に終わらせるためには残業をしなくてはならない。

しかし真莉は一瞬も躊躇わず

「はい。分かりました」
「悪いね」
「おいおい、繁田。郁野さんを独り占めするなよ」

他の男性社員がからかってくる。

遙かに年上でほとんどが既婚者かバツイチの彼らには真莉も緊張せずに済む。
/102ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ