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恋人上司と秘密の甘い夜
第6章 恋人上司

「手で擦るより、こっちの方がいいぞ」

どんどん溢れてくる滴を手で拭っていると後藤さんがティッシュを差し出した。


「ありがとうございます。……ってこれウエットティッシュじゃないですか…」

「すっ、すまん。ティッシュは……」


焦りながらポケットに再び手を突っ込んで探す後藤さんより私の方が先に自分の上着のポケットから取り出した。


「自分で持ってますから大丈夫です。……ふっ、後藤さんらしいですね…」


後藤さんが常備しているウエットティッシュのせいでつい吹き出してしまった。


「でもそこまで泣く必要はないぞ」


「……後藤さんは私がいなくなって寂しくないんですか?」


「付き合っているから、完璧に離れるわけじゃない。職場で会えなくなるだけだ」


その通りだけど。


もっと寂しがってくれてもいいんじゃ……。

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