この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋人上司と秘密の甘い夜
第7章 【After Story】契約
「飯近さん、すみません。梨木さんが日々の不満を俺にぶつけようと触ってきたんです」
ちょっと後藤さん……!
もうちょっといいフォローをしてくださいよ……!
そんな冗談で飯近さんを騙せるとは――――
「確かに綺麗好きの後藤くんにとっては触られるのは迷惑な話だものねぇ」
騙されたー!
「そうですよ。スーツをクリーニングに出さないといけなくなりました」
助けられているのか貶されてるのか分からない複雑な気持ちになるけど、後藤さんの案に従うことにした。
きっと嫌悪していることをアピールして、私たちの関係がただの上司と部下でしかないと分からせるつもりなんだろう。