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恋人上司と秘密の甘い夜
第7章 【After Story】契約

終わった後に後藤さんは私の隣で眠ってしまった。

上司の弱いところを見れてにやけながら寝顔を楽しむけど楽しめたのはほんの数十分の間。

潔癖症の彼は寝落ちからすぐに目覚めた。


起きた後、電気を消してベッドの上で話をしていたけど後藤さんは眠れない様子だった。

「眠れないんですか?」

「すまない。あれはないのか?最低限、あれがないと俺はここで眠れない」

「はあ……。あれって?」


「ファムリーズと粘着テープのゴロゴロだ。あと、もう一度風呂に入りたいんだが……」


そんなに私の部屋が汚いってことだろうか。

少しショックな気はするけど、掃除は後藤さんの方が上手いから文句はない。

寧ろ綺麗になって大助かりだ。

でも結婚したら掃除に関しては私の出る幕がないだろうな。
そう思って幸せな眠りについた。

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