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恋人上司と秘密の甘い夜
第3章 彼
私を洗うのに満足したのか、後藤さんはシャワーを出して泡を丁寧に洗い流してくれた。
「これで完璧だな。梨木さんは湯船に浸かっててくれ」
「え?後藤さんは入らないんですか」
「泡が飛んだから洗い直す」
「また洗うんですか…」
もうこれは、自分でふやけになりにいってるようなものなんじゃ……。
「呆れたか?」
「いえ。後藤さんだから仕方ないかなって思います」
言われた通りにお湯が張ってある湯船に足を入れて入った。
「……梨木さんは優しいな」