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恋人上司と秘密の甘い夜
第3章 彼
「え!?」
「ダメなのか?梨木さんは、俺をもっとふやけさせるつもりか?」
手のひらを見せられると、私よりしわしわになっていた。
あんなに洗っていたんだからこうなるのは当たり前か……。
「……分かりました」
湯船から出てお互いバスタオルで体を拭く。
濡れているところがないように普段よりしっかり拭いていると、後藤さんが私より先に終えた。
「梨木さんの服も持ってくぞ」
「ひっ!!」
「どうした?これからするんだから着ないだろ」
「そうですけど……、分かってますけど…」