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恋人上司と秘密の甘い夜
第4章 理由
「は!?」
「この前、お風呂に入る前に隠していただろう?」
「みっ……、見たんですか!?」
「いつまで経っても風呂に来ないから、少し開けて覗いたら……な」
穴が開いてしまった残念なパンツを気にしているところを見られていたとは……。
女の恥をひしひしと感じて顔の熱が急上昇する。
「もう!そんなところ見ないでくださいよ!」
後藤さんの体をぽかぽかと叩くと、スーツのポケットに入れていたスマホが綺麗に掃除された車内の足元に落ちる。
それを後藤さんがまた親指と人差し指でつまむようにして私に渡す。
「下に落ちたからアルコール除菌した方がいいんじゃないか」
「こんなの手で拭いておけば大丈夫です。人の肩には触れるくせに、私のスマホは汚いんですね」