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恋人上司と秘密の甘い夜
第4章 理由
「何のことだ?」
「野仲さんのことです」
「それか。でも、もちろんあの後に手を洗った」
それはそれで失礼なのでは……。
なんだか野仲さんも不憫に思えてどうでも良くなってきた。
「じゃあ藍紗の手が汚れたからこれから綺麗に洗いに行くか」
「コンビニのトイレとかですか?」
「大人の行くところと言ったら決まっているだろ」
"大人”という言葉でやっと理解する。
今日のパンツは新調したものだから、破れる心配はない。
愛が欲しかった私は断ることなく後藤さんに従った。