この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
運命の人
第13章 家族
「お義兄ちゃん。。。?

私は家族になりたいと思ってるよ。。。

拓人のことは、ずっと好きだったし忘れられなかったけど、好きだったのはあの頃の拓人で、今のおじさんの拓人じゃないからねぇ?

ふふっ。。。」


拓人を見上げる


「おい?同じ歳だよな?」


「だって、おじさんぽいよ?」


「さっき、見とれてたくせに?」


「見とれてませーんっ

見とれてたのは、お義兄ちゃんでしょう?」


「っ。。。そのお義兄ちゃん、やめろ。。。?」


「自分が呼べって言ってたよ?」


「何かのプレイみたいだろ?」


いじわるそうに笑いながら、からかってくる


葬儀にみえた人達が増えて、会話がなくなっていく

しばらく、立っていると、クラクラする

寝不足だからかな。。。

頭がボーッとなり、フラフラしてくる


「おい?大丈夫かよ?」


拓人の声が聞こえる


「昔も、あったね。。。体育祭で倒れたら、お姫様抱っこして保健室に連れて行ってくれた。。。よね。。。」


「おい?」


体がふわふわ浮いた。。。

意識がボーッとなる


「っ。。。仕方ないヤツ。。。何年経っても変わらないのかよ。。。?

自分の限界、知らなさすぎだろ。。。」


遠くで拓人の声と、匂いがした


「たっくん。。。」


「っ。。。反則だろ。。。?

だから、家族なんて無理だって。。。?」




目が覚めると、座敷のようだ

隣の部屋に、お義姉さんの背中が見える

こっちを見ないで、話しかけられる


「美海ちゃん、気づいた?」


何かをしながら話しかけられている

ふと、脚に違和感を感じていく

誰かがさわってくる。。。

薄暗い中で目を凝らしていく

口をキスでふさがれていく

20センチほど開いた襖の向こうは、お義姉さんの背中が見える

ふさがれたキスが離れると、スカートが捲りあがってお尻を撫でてくる

逃げようとするが、力が敵わない。。。


「美海ちゃん、気分はどう?」


「大丈夫。。。です。。。

だいぶ、楽になりました。。。っ。。。」


私を撫でる拓人を睨む


「私、少し出かけても、いいかな?」


「え。。。?」


「健人は子供たちと、お義母さんたちと買い物に行ってるの。。。

美海ちゃんが起きたら、私も出かけようと思ってて、待ってたのよ」

/350ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ