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運命の人
第18章 帰省
大勢での食事は、楽しくて笑いが絶えない

健人も、勧められるまま、お酒を飲んでいた

料理も減りはじめたので、まだ帰らない拓人の分をよけていくと、お義姉さんが話かけてくる


「美海ちゃんの料理、おいしいわねぇ?

私、料理苦手だから、助かっちゃうっ。。。

何で、料理を別にしてるの?」


「えっと、お義兄さんも帰って来たら食べるかなあと。。。」


「いいわよ、何時になるかもわからないし」


お義姉さんは、拓人を待っていないようだった

確かに、私も旦那がパチンコに行き、連絡1つよこさないなんて待たないだろう。。。

彼女でも、妻でもないからだろうか。。。?

拓人がパチンコに行くことに、腹ただしい気持ちはなかった

負けて帰ってきたら、食べるものもないと、かわいそうだしと思って一応、料理をよけてラップした

片付けをする頃には、健人が海人と子供達をお風呂に入れていった

洗い物は、手があれるからと、さっさと部屋に行ったお義姉さんに呆れながら、大量の洗い物をしていく


「お義母さん、1人で出来ますから?」


一緒に手伝う義母に申し訳ないのと、1人の方が気が楽なのがあり、声をかけた

義母は、やはり疲れていたのか、お言葉に甘えるわと、義父と本家に戻って行った

普段、義姉は何もしないと言う

その分、拓人も自由にしているから仕方がないのよと、笑っていた義母は疲れた顔をしていた

何もしないから、拓人にも何も言わないわけね。。。

自由な拓人と上手くやるには、自分も自由を満喫してるってことか。。。

お風呂場からは、賑やかな声が聞こえてくる


楽しそう。。。


「ふふっ。。。」


つい、笑みがこぼれると肩の上から声が聞こえてきた


「何が楽しいの?」


「わぁあっ。。。いつから?いたの?」


少し見上げただけの距離にある拓人の顔に驚いた


「うーん?1人でにやにやしてる所くらいかな?」


「もうっ。。。帰って来たなら、ただいまくらい言いなさいよ?」


食器を洗いながら話していると、後ろから抱きしめられた


「ただいま。。。」


「離れてよ?」


「だから、隙だらけ。。。だって?」


「たばこ臭いっ。。。」


パッと体が離れていく


「何?パチンコ行ったこと、怒ってるの?」


クスクス笑いながら私を見る
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