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第19章 帰省ー2

泣きながら、拓人もお義姉さんも、浮気していて、お互いに了承していることを話していく

泣いている意味が、よくわからなくなる

付き合っていた時に、別れる決めてになった女が、お義姉さんだったことも話していた

３番目の女で辛かったことを話しながら、子供がいて幸せなのに、どうして他に女がいて、忘れられない私に、好きだと言うのかわからない。。。そう、話していくが、健人は黙って抱きしめて聞いていた


「美海は、忘れられないの。。。？」


「違う。。。好きなの。。。

嫌いにはなれない。。。

でも、健人が好きなの。。。

健人を愛してるの。。。」


「っ。。。どっちも好きか。。。」


健人が私の頬に手をあててくる


「私、ずっと拓人が幸せじゃなければいいのにって思ってた。。。

拓人の幸せは喜べない、醜い私がいたの。。。

でも、こんなの望んでないよ。。。」


「わかってるよ。。。」


優しく抱きしめられていると安心していく

泣き疲れて、朝も早かったのと重なり、うとうとしていく

優しく撫でられると、安心していく



「美海。。。？

はあっ。。。

泣き疲れて寝るとか、海人と同じだな。。。

でも、美海を１番想ってるのは、俺だけなんだよ。。。

わかってないんだろうな。。。」


遠くで健人の声が聞こえた


本当の涙の理由は、あんなに綺麗な奥さんがいて、私をからかいながら手を出してきた拓人の１番は自分じゃないかって勘違いしていたことだ。。。

拓人も変わらない。。。

私に、１番のように囁いて綺麗な奥さんがいて、本命は別にいて。。。




やっぱり、私は３番目のままだった。。。




今も、昔も変わらないのは、拓人だよ。。。



健人と出会い、運命を感じて健人と幸せになりたくて、結婚した

海人が産まれて幸せなのに。。。

拓人が拒みきれなくて、流されていたバカな私。。。

拓人が私を１番好きなんだと思って、浮かれてた

こんなにショックだったなんて思わなかった。。。

懐かしい感情にドキドキしているだけだと思った



私。。。拓人が好きなままだ。。。



ズルいよ。。。拓人。。。