この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
運命の人
第19章 帰省ー2
夜。。。

大人が二人減った食事は、何だか寂しく感じた

子供達も、元気がなさそうだ

健人がみんなでお風呂に入るかと誘って子供達と入っていく

着替えとタオルを用意して、裸にした海人を渡すとキャアキャアと、水鉄砲で遊びだす声が聞こえてくる


「ふふっ。。。」


笑いながら戻ると、お義母さんが片付けをしていたので、交代した

1人で、片付けしていると、昨日の夜に帰ってきた拓人を思い出してしまう。。。

時計は21時だ。。。

拓人は、こんな時間まで、奥さんが帰ってこなくても平気なんだろうか。。。?

いやいや、考えるのは止めよう。。。

私はいつまで経っても3番目の女だ。。。

でも。。。



拓人は、私にとっては2番だ。。。



健人が1番だから。。。

樹と夫婦だったら。。。




3番目ね。。。




そう考えると笑えてくる。。。




1人で、笑いながら片付けていると健人のお風呂場から呼ぶ声が聞こえてきた


「何?ご機嫌だな?」


何でもわかる瞳で見る健人に笑いかける


「お風呂出たら、アイスあるよ?」


子供達に言うと、我先に出ようとする


どんなに我慢していても、やはり子供は子供なのね。。。


「美海?」


「何?」


「バニラは残しといて?」


「健人、早いもの勝ちだよ?

ふふっ」


キャアキャア言う声を後にして、海人を連れていった


海人を着替えさせて、寝かしつけて台所に戻っていくと、拓人が帰って来ていた


「帰ってたんだ。。。?」


出かけた時の気まづさがある。。。


「ああっ?」


「何んだよ?」


拓人は、お寿司を食べずにアイスを食べていた


「それ、健人のバニラだよ。。。?

何でお寿司を食べないのよっ?」


もうすぐ、お風呂から出てくる3人の声が聞こえる


「あー。。。わりぃ。。。」


全く悪いと思っていない感じでアイスを片付けていく


「美海が何か作ってよ?

買ったものじゃないものが食べたい。。。」


真っ直ぐに私を見る


ズルい。。。


断れなくなる。。。


目を反らすと、首筋に視線を感じる

腕を引いて、膝に乗せられるのを逃げようとすると、髪を横に流して首筋を見る

昼間に健人がつけた赤い痣を指がなぞる。。。


「上書きしてやるよ。。。?」






/350ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ