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運命の人
第21章 帰省ー4
「っ。。。」


健人を見ると、口角が上がる


「誰に感じてる?」


健人が私を見る瞳が揺れている


答えようとすると、声が聞こえてくる


「お義母さん、呼んでる。。。」


「ああ。。。で?」


「行かないと。。。?」


「答え、まだだよ?」


起き上がるけれど、離してくれない。。。

「健人。。。?健人がさわると、ドキドキする。。。」


精一杯の答えを出していく

唇を重ねてキスしていく


「もう。。。許して。。。?」


健人を見ると、悲しそうな目が私を見る


「貸し1 だからな。。。?」


「はい。。。」


口角が上がるのが見える


「なら、いい。。。」


抱きしめ逢うと、切ない。。。


「けんちゃん。。。好き。。。よ?」


「みぅは、ズルい。。。」


「素直じゃないんだから。。。?

好きでしょう?」


健人が私にキスしていく


「下に行こうか。。。?」


「海人、見ているよ。。。?」


健人が海人を抱いていく

後ろから抱きついていくと、手を握ってくれる


もう、いいよ。。。?


そう言われたみたいで安心していく


「けんちゃん。。。エッチしたい。。。」


「バカ。。。」


耳まで赤い健人の後ろ姿が愛しく感じる


「後で、シヨうね。。。?」


「っ。。。さあな。。。?」


「素直じゃないよ。。。?」


ギュッと抱きついていく


「だって、今すぐ抱きたいんだけど出来ないからな。。。?」


「ふふっ。。。」


「結局、美海には敵わないな。。。」


「それでも、私が好きでしょう?」


おでこを小突いてくる


「ああ。。。好きだよ。。。


美海が思っているより、ずっとな。。。」


心がズキンとする


海人を見ると、手を出している

海人を抱っこしていくと、海人ごと抱きしめられていく

拓人に揺れてはいけない。。。

なるべく、近づかないようにしよう。。。

健人に、気づかれないようにしないと。。。



拓人が好き。。。なこと。。。秘密にしないと。。。



健人も好きだ。。。





どっちも好き。。。か?





健人の言った言葉が、刺のように刺さる


どっちも、好き。。。

嫌いになんてなれないよ。。。?


どうしたらいいんだろう。。。?






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