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運命の人
第29章 言葉
「ねぇ?
飲まない?」
「朝からですか?」
「たまには、いいじゃない?」
「でも。。。」
躊躇う私におかまいなしで、詩織さんはグラスとビールを出してくる
お菓子を並べてビールのグラスを渡してくる
時間を見ると、まだ10時
昼にもなっていない
「かんぱーいっ」
カチンとグラスを合わせてくる
美味しそうに飲む詩織さんにつられて、飲んでいく
飲んでいくと、忘れられる
お互いの話をしながら、嫌なことが吐き出されていく
「いつも一緒にいるのも、しんどいんですよぉ?
いつも、見張られてるみたいっ
たまには、1人になりたい時もあるのに。。。
疑われてるから、言えないし。。。
息がつまりそうなんです。。。」
「確かにずっと一緒も、疲れそう。。。
でも、ずっと1人で待つのも辛いよ?
どうして、ちょうどよくはならないのかしら。。。?」
「詩織さんは、直樹さんと別れないのはどうして?」
お酒の力で、ぐいぐいと聞きたいことを聞いてしまう
すでに、机の上はビールの空き缶だらけだ
「ふふっ。。。
付き合ってないのに、別れるなんて出来ないよ?
美海ちゃんも、たっくんと付き合ってないのに、セックスしてたんでしょう?
不倫か浮気か、セフレの関係。。。なんだよ。。。」
「セフレ?
直樹さんも言ってました。。。
私は、たっくんとは、セフレにはなれないかなあ。。。」
「ふふっ。。。どうして?
私はセフレは、1番、満足いく関係だな。。。」
「だって。。。セフレだと、セックスに満足してるわけですよね?
たっくんは、セックスに満足させてくれるわけじゃないし。。。」
拓人のセックスは、強引でドキドキする
満足させてくれる前に終わりがくる
健人のセックスは、甘く愛されている感じがする
でも、満足かと言われたら満足できていない
体はすぐに、疼いてしまう
コスプレとか、ホテルとか違うシチュエーションだと、満足できた
私、変なのかな。。。?
「直樹さんはセックスは満足させてくれますか?」
さすがに踏み込みすぎた質問だったのか、詩織さんが驚いた顔をした
「ふふっ。。。」
妖艶に笑う詩織さんが私をまっすぐ見ている
「溺れてしまいそう。。。よ?」
飲まない?」
「朝からですか?」
「たまには、いいじゃない?」
「でも。。。」
躊躇う私におかまいなしで、詩織さんはグラスとビールを出してくる
お菓子を並べてビールのグラスを渡してくる
時間を見ると、まだ10時
昼にもなっていない
「かんぱーいっ」
カチンとグラスを合わせてくる
美味しそうに飲む詩織さんにつられて、飲んでいく
飲んでいくと、忘れられる
お互いの話をしながら、嫌なことが吐き出されていく
「いつも一緒にいるのも、しんどいんですよぉ?
いつも、見張られてるみたいっ
たまには、1人になりたい時もあるのに。。。
疑われてるから、言えないし。。。
息がつまりそうなんです。。。」
「確かにずっと一緒も、疲れそう。。。
でも、ずっと1人で待つのも辛いよ?
どうして、ちょうどよくはならないのかしら。。。?」
「詩織さんは、直樹さんと別れないのはどうして?」
お酒の力で、ぐいぐいと聞きたいことを聞いてしまう
すでに、机の上はビールの空き缶だらけだ
「ふふっ。。。
付き合ってないのに、別れるなんて出来ないよ?
美海ちゃんも、たっくんと付き合ってないのに、セックスしてたんでしょう?
不倫か浮気か、セフレの関係。。。なんだよ。。。」
「セフレ?
直樹さんも言ってました。。。
私は、たっくんとは、セフレにはなれないかなあ。。。」
「ふふっ。。。どうして?
私はセフレは、1番、満足いく関係だな。。。」
「だって。。。セフレだと、セックスに満足してるわけですよね?
たっくんは、セックスに満足させてくれるわけじゃないし。。。」
拓人のセックスは、強引でドキドキする
満足させてくれる前に終わりがくる
健人のセックスは、甘く愛されている感じがする
でも、満足かと言われたら満足できていない
体はすぐに、疼いてしまう
コスプレとか、ホテルとか違うシチュエーションだと、満足できた
私、変なのかな。。。?
「直樹さんはセックスは満足させてくれますか?」
さすがに踏み込みすぎた質問だったのか、詩織さんが驚いた顔をした
「ふふっ。。。」
妖艶に笑う詩織さんが私をまっすぐ見ている
「溺れてしまいそう。。。よ?」